顎関節症
顎関節症について
顎関節症とは
顎の関節周囲の組織にダメージが出て、動きにくくなったり音がなるようになったりする病気です。関節の中にある関節円板という柔らかい組織が傷ついたり、位置がおかしくなってしまうことで起こるケースが多いです。
顎関節症の症状
- 口が開きにくい(開口障害)
- 開けると痛い(開口時痛)
- 開け閉めで音が鳴る(関節雑音)
- 口が閉じれなくなる(顎関節ロック)
対処・治療方法について
- 就寝時の歯ぎしり抑制と顎関節保護のためのマウスピースの作製、装着指導
- マニピュレーション(顎関節マッサージ)の指導
- 咬筋の異常発達によって歯や関節にダメージが出てしまう場合はボトックスによる筋力抑制を行います
顎関節症にならないために心がけること
日中、パソコンやスマートフォンを使用するときや、家事などで集中している時に、上下の歯が接触しないよう、意識的に行動を変容させる必要がございます。また、質の良い睡眠を取るべく、就寝前のブルーライトを浴びる行為や過度な飲酒などを避けてください。